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アドラー心理学で過去が変わる?(うつ病の時に感じた話あり)

マインド
この記事は約10分で読めます。

 

人生をやり直したい、過去を取り戻したいといっても、

それはやはり不可能なことです。

 

なぜなら人類はまだタイムマシンを開発していないからです!

まあ、開発できたとして、個人の過去を改変できてしまったら、

この現代はどうなってしまうのか…

 

なんて考え出すときりが無いので、その議論については今は置いときましょう。

でも僕自身は、どんな過去があろうと人生をやり直すことはできると信じています。

 

人生は過去の積み重ねなので、そこを否定することはできません。

受け入れられない過去、消し去りたい過去、そういったものの一つや二つ、

誰もが持っていると思います。

 

ではどうしたらいいのか?

アドラー心理学

 

「過去を受け入れて、今を生き、そして未来へ進みましょう!」

と、簡単には言えますが、それが難しいことはわかっています。

 

そこで、ヒントとなるのが、アドラー心理学です。

 

「嫌われる勇気」と言えば、知っている人も多いかもしれません。

この本こそが、アドラー心理学の本です。

 

ではなぜこのアドラー心理学が過去を受け入れることのヒントになるかですが、

まずそのまえに対比としてフロイトの心理学について少し説明します。

 

ユング、フロイト、アドラーは、心理学の世界では世界三大巨頭と言われています。

フロイトは「原因論」というのを提唱しています。

それに対し、アドラーは「目的論」といったフロイトの反対とも取れるものを提唱しています

それぞれについて解説します。

原因論とは?

 

ではまずフロイトの「原因論」とは何か?

簡単に言うと、現在抱えている問題は、過去に原因があるという考え方です。

いわゆる「トラウマ」のようなものですね。

 

例)
「周囲の空気が読めないのは、自分が一人っ子だったからだ」

「人と上手く付き合えないのは、子供の頃いじめにあったからだ」

「仕事ができなくなったのは、前の会社で上司に散々怒鳴られたせいだ」

「自分に彼女ができないのは、昔好きな子に告白したら、キモッ!って言われたからだ」

 

とか、そんな感じですね。

要するに、現状の問題を過去の因果からくる結果としているわけです。

 

目的論とは?

 

ではアドラーの「目的論」とは何か?

 

アドラーはフロイトの「原因論」を否定しています。

現在の問題に過去は関係ない!と、フロイトに真っ向から喧嘩を売ったようなものです。

 

アドラーの考え方としては、過去の出来事と現在の問題や状況に関連性があるとした考え方を「見かけの因果律」と言っています。

それは、見かけであって、実際に関連性なんて無いといっているんです。

 

アドラーは「原因論」に疑問を感じたんですね。

過去が現在を決定付けるとは限らないのではないか?と。

 

それは、人によって変わるからです。

同じ過去を持っていたとしても、人によって現在の問題が同じとは限らないですよね?

 

過去にいじめを受けてトラウマを抱えるケースもありますが、

いじめられた過去を持っている人の全てがトラウマになるとは限りません。

 

そこから、アドラーはこう考えたのです。

 

「人は何らかの目的があって現在の状況を作り出している」と。

それが「目的論」です。

 

簡単に言ってしまうと、現状の問題に対し「言い訳」として過去を使っているということです。

例えば、「いじめられたから、学校に行けなくなった」とした場合。

 

「原因論」

⇒いじめられたという「原因」から、学校に行けなくなったという「結果」になります。

 

「目的論」

⇒学校に行きたくない「目的」から、いじめられたという過去を「手段」として関係付けている。

 

実際に大きなトラウマとして心に傷を負っている人からしたら、

なんて酷い理屈なんだ!となるかもしれないですね。

 

でも、実際に都合の良い言い訳として使っている人からすると、

痛いところを突かれた、とも言えますよね。

(まあ認めないでしょうけど…)

 

アドラーの真意とは?

 

どちらが正しいか、人によって賛否が分かれる内容だと思います。

ただ、どちらが正しいというわけではなく、物事の捉え方、考え方です。

 

「原因論」は、なんでもかんでも過去のせいにしてしまうことが出来ますし、

「目的論」は、トラウマなんて幻想だと言っているようなものです。

まあ、極端ではありますが。

 

ではなぜ、アドラーの心理学にヒントがあるのか?という話に戻ります。

この「目的論」、人からすればちょっと酷いんじゃない?

とも取れますよね?

 

ですが、なぜアドラーがフロイトの「原因論」に対して「目的論」を提唱したかというと、

そこにはアドラーの信条があったからです。

 

「人は変わることが出来る存在だ!」

それを信じていたからです。

 

「原因論」だと、「今起きている問題は、全て過去が原因である」と定義してしまうため、過去の拘束から逃れられなくなってしまいます。

過去に縛られた生き方とも取れますよね?

 

「変わることが出来ないのは、過去のせいだ」となります。

ですが、過去に戻ることはもちろんできません。

 

それに対して、

「未来の目的の持ち方で人は変われる」

「過去は現在の問題とは関係のないことだ」としています。

 

過去ばかり見つめていても、根本的な解決には至らないわけです。

自分を変えたい、変わりたいと求めるなら、未来に目を向ける必要があります。

 

「過去の捉え方を変えることで、人生は変えることができるんだよ?」

それがアドラーの考え方です。

 

僕の実例

 

ちなみに僕は、子供の頃さんざんいじめられてました、大人になってからはうつ病と社会不安障害にもなりました。

でも、自分が何もできない、前に進めない、と思った時に、いじめや病気を理由にはしたくありませんでした。

弱気になって、「どうせ自分はうつ病だから何やってもダメなんだ…」といった時期も確かにありました。

 

でも、それって、自ら殻に籠もって、何も出来ないことを肯定してしまっているんです。

そこから抜けようとする意思を殺してしまっていることになります。

 

「変わりたい」のに「変われるわけがない」と諦観してしまっているんです。

自分がうつ病を理由にしたり、言い訳にすることがとても嫌だったし、それをしてしまうと楽になるのがわかっていたから、

僕は極力言わないようにしていました。

 

それは自分を諦めることなく、自分の可能性を信じていたかったからです。

自分はこの暗い闇から出られるはず、自分にはその力があるはず。

自分は病気なんかじゃない、ただちょっと疲れているだけで、少し休めばまた元気になれるはず。

 

視界もきっと明るくなって、ちゃんとしゃべれて、頭も回転してくるはずだ。

そうやって、過去の因果を蹴飛ばしていました。

 

見るべきは未来

 

僕は数年分の過去を取り戻すために、未来を見て、その瞬間から作られる新しい過去を手に入れようと考えました。

未来を変えて、新しい過去を作ることで、それよりも昔のことなんてきっと笑い話にできると思ったからです。

そうやって自分を変えてきたからこそ、アドラーの考え方に共感しました。

 

過去の因果に捉われないで、未来を生きましょう。

過去に捉われていると、そこから抜け出せなくなってしまうことがあります。

それが自己肯定の理由となり、周囲もそう接してくれるからです。

 

僕は病気で働けなくなっていました。

ニートです。

 

そのニート時代に、友達と会うことがあったのですが、

「最近何やってんの?」

といった質問に「うつ病で働けないんだよ」と言ったのですが、その時の友達の表情を今も覚えています。

 

「あ…そうなんだ」

 

腫れ物に触るような、理解できないというような。

なら何を言ってもしょうがないよね?といった反応。

 

でもこれが一般的な反応なんだなと思いました。

そして、なぜか悔しかったのです。

 

うつ病を知っている人や、経験者は、優しくしてくれます。

それは接し方を知っているからです。

だから、自分が今何も出来ないのは病気のせいなんだ、と安心できたんです。

 

でも、友達の反応を見たときに、自分がその状況に甘えているのではないか?

と思ってしまったのです。

 

自分の中で、「原因論」から「目的論」に変わった瞬間でした。

 

今の現状を変えることが出来ないのは、自分が病気を言い訳にしているせいなのではないのか?

そこに甘えて、自ら動き出そうすることを止めているのではないか?

そう思ったんです。

 

ただ、動き出すにはもの凄いエネルギーが必要になります。

心も痛いし、感情は安定しません。

 

それでも、自分は変わりたいと思うのならば、その痛みを乗り越えなければ、ずっとこのままなんじゃないか、と思ったんです。

悔しさをバネにして、糧にして、そこから自分でも進める道を少しずつ模索し始めました。

 

常識とか一般的とか、そこに標準をあわせるから難しいんです。

それなら、周囲にどう思われようと、自分でも進める道を見つけて、そこを進めばいいんじゃないか?と考えました。

 

それは今の自分を受け入れたということです。

だからこそ、うつ病で社会不安障害の自分を認めた上で、それでも出来る道を探すことができたんです。

それがきっかけで自分は変われました。

 

とはいえ、もちろん簡単ではありませんでした。

一時的に感情が出てきても、すぐにその感情がどこかに消えてしまったり、

頭の中で考えていることと行動が伴わなかったり、

そのうちまた、思考が停止してきて、「いや自分には無理か」とネガティブな感情に変わったり・・・。

 

それでも今の自分が好きではないことは確実だったので、

その感情が消えることはありませんでした。

それを頼りに、少しずつ自分にできる簡単なことからはじめていきました。

 

無理は禁物ですが、小さな成功体験は効果があります。

極力外に出て散歩から始めるだけも、自分の中に少しずつ変化が出てきました。

そして未来のなりたい自分を想像することが何よりも大事ですね。

 

実際、アドラーの心理学を知ったのはその後でしたが、自分の実体験に通じるものがあったので、同じような人にはヒントになると思います。

この「目的論」だけでなく、他にもアドラーの心理学を知ることで、前に進むための思考や、勇気をもらえると思います。

 

人は目的の持ち方で未来を変えることができます。

それは、自分の人生を変えることが出来るということです。

 

まとめ

目的論とは言わば、「過去に縛られるな」「過去を理由にするな」と言えますよね?

未来に目的を持ったときに、その手段を過去にこじつけるのはおかしな話なんです。

 

本来、目的を達成したいと思った時に、現在から未来に向かって手段を作っていくはずです。

それを過去にこじつけるというのは、前には進んでいないですよね?

 

なので、過去は過去として受け入れることで、理由としてこじつける必要はないんです。

現在は「結果」ではなく、未来への「目的」によって、新たな結果を生み出します。

そう考えたほうが、心が楽になると思いませんか?

 

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